卒業生・企業担当者インタビュー
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- K.Nさん
ココなら頑張れる 実習から自分らしく
- 年 齢
- 22歳(取材時)
- 障がい者
- 広汎性発達障害
- Passo在籍期間
- 8か月
- 就 職 先
- 非公開
- 職 種
- 内職
- 勤務期間
- 5か月(取材時)
K.N さん
Q1
なぜこの会社で働こうと思ったのですか?
前の職場では、人間関係や業務内容でなかなかうまくいかず、続けるのが難しくなってしまいました。パッソでの訓練を経て、こちらで実習をさせていただく機会があったんです。実際に現場で働いてみて、雰囲気がとても良くて、人間関係も安心できるなと感じました。それに、仕事内容も自分に合っていて、『ここなら頑張れそうだな』と思えたんです。『ここで働いてみない?』と声をかけていただけたことも大きかったですね。
今はパート社員として働いていますが、契約社員になることを目標に、日々頑張っています。
Q2
パッソに通おうと思ったきっかけと利用した感想を教えて下さい。
前の職場は、作業量も納期も多くて、だんだんついていけなくなりました。その頃から、自分には障害の傾向があるのかなと感じていました。退職後に精神科に通い始めて障害者手帳も取りました。母が『無理せず、自分に合う職場をじっくり探した方がいい』と勧めてくれて、就労移行支援事業所を探すことになり、パッソに通うようになったんです。
パッソでは、就職準備やビジネスマナーを学ぶ機会が印象に残っています。高校を出てすぐに働き始めたので、就職した現場で学ぶことが多かったです。一から学ぶ機会はありませんでしたし、再確認できた事や、知らなかったマナーなど新しい知識を身に付けることができました。
Q3
【企業担当者インタビュー】社内でのNさんの様子を教えて下さい。
Nさんは、入社してすぐから箱の検品や組み立てといった、商品の最終工程を担当してくれています。この工程は、パーツの種類が多くて間違えると不良になってしまう重要な部分なんですが、感覚的な判断と経験でしっかり対応してくれていますね。
また、同じ職場の人たちに指導や助言をするリーダーのサポート的な役割を担ってくれています。4月からは特別支援学級を卒業したばかりの若いスタッフが2人入社していて、その子たちのフォローも自然にしてくれています。作業中は納期を意識して、どう効率よく動くかを考えながら取り組んでいます。同時進行の作業が苦手という特性もありますが、自分に合ったやり方を工夫して調整しながらしっかり成果を出してくれています。
人事・総務課 係長 末廣 大喜さん ※写真はイメージです
Q4
これからパッソに通う方へメッセージをお願いします。
とにかくいろんな実習に参加してみてほしいです。
『自分に合わないかも』と決めつける前に、まずは体験してみることが大切だと思います。
パッソでの授業も役に立ちましたが、実習を通して自分の強みや向き不向きを知ることができたことが一番大きかったです。実際に経験してみることで、自分に合った仕事や職場がきっと見つかります。