卒業生・企業担当者インタビュー

やらないよりは、 やってみる

年  齢
46歳
障がい者
統合失調症
Passo在籍期間
1年
就 職 先
ニチハマテックス株式会社
職  種
事務職
勤務期間
3年

荒木 まゆみ

荒木 まゆみ さん

インタビュー内容

Q1

Q:この会社を選んだ理由と、現在の仕事内容を教えて下さい。

実習で職場の雰囲気を知ることができ、社員のみなさんが優しく接してくださったのが印象に残っています。ここなら安心して働けそうだと思い、応募しました。「アットホームな雰囲気だな」と感じたことが、決め手の一つでした。
仕事は、工場内の事務として、発注入力などのパソコン作業を行っています。電話が鳴ったら取るようにしていて、相手の用件を聞きながらメモを取り、担当部署へつなぎます。
また、工場内の少し離れた作業場へ書類を持って行ったり回収したりする業務もあります。書類をなくさないようにクリアファイルに入れて持ち運び、工場に入る時はヘルメットを着用して、安全に気をつけながら移動しています。

Q2

Q:パッソに通おうと思ったきっかけと利用した感想を教えて下さい。

以前は地域活動支援センターに通っていました。「仕事がしたい」という気持ちがあり、相談員さんの勧めで就労移行支援を見学しました。いくつか見学する中で、パッソが自分に合いそうだと感じて通所を決めました。
訓練ではパソコンに苦戦しました。家にパソコンがなく、授業のペースについていけない時もありました。社会人経験がある方もみえたので、自分は置いて行かれてしまうのではと食らいついて練習し、少しずつできることが増えていきました。卒業間際に教わったExcelの便利な機能(置き換え等)が、今も仕事で役立っています。また、簿記の資格を学生時代に取得していましたが、取り直した方がいいのではとアドバイスを頂き勉強しました。空白の時間があったので難しく感じていましたが、事務仕事のスキルに基本的なことを振り返りでき、よかったです。

インタビュー内容

Q3

Q:社内での荒木さんの様子を教えて下さい。

荒木さんはとても真面目で、最初は緊張も強かったです。どのような対応が彼女にとっていいのか模索していた頃、昼食を小グループの中で摂るようになってから徐々に周囲と打ち解けて様々なことが好転したように思えます。
経験を積む中でできることが増え、今では電話応対も含めて安心して任せられる存在になっています。工場の現場からも「荒木さんに聞けば分かる」と頼られる場面が増え、問い合わせに対して「こうしてください」と明確に答えられるようになってきました。
本人がしっかりメモを取り、整理して理解を積み重ねてきたことが大きいと感じます。ていねいな仕事ぶりで間違いも少なく信頼されています。
今後は、AIを使って新しいことにも挑戦し、身につけたことを周りにも広げていってくれることを期待しています。

インタビュー内容

Q4

Q:電話応対で工夫していることを教えてください。

メモが取りやすい筆記具を使って、書きにくさに意識が取られないようにしています。電話は、声が遠かったり早口だったりすると聞き取りが難しく、最初はメモが追いつきませんでした。でも少しずつ部署名や業者さんのことを覚えてきて、以前より落ち着いて対応できるようになりました。
また、社内で部署や担当者を検索できる仕組みがあるので、電話で聞き取れたキーワード(苗字など)を確実にメモしておき、検索で確認してメモを補うようにしています。
最近は、スケジュール(カレンダー)も見られるので、「会議中かどうか」「今かけても大丈夫そうか」を判断してから取り次げるようになりました。先日、専用回線の電話で「別の工場から来ている方」宛の連絡があり、周りの方に協力してもらいながら、うまくつなげることができました。前は電話がうまくいかず落ち込むこともありましたが、「役に立てたかもしれない」と思えて、嬉しかったです。

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