2025.11.06
あの「アベノマスク」を、新しい価値に。
政府より配布された布マスクを譲り受け、Passoでは「マスクの解体」から始まるアップサイクルに取り組んできました。
早いもので約2年。ガーゼタオルなどの製品づくりが順調に進み、累計売上は100万円を超えるまでとなりました。
この成果は、パッソの各事業所が知恵を出し合い、工夫を重ねてきた努力の結晶です。
特にパッソ熱田工房では、縫製を担当する利用者の方々の技術が大きく向上し、今では縫製工場への就職も視野に入るほどの成果を上げています。
一歩一歩を大切に、確実に前進していく利用者さんの姿に、職員一同、誇りと喜びを感じています。
♻アップサイクルの想い♻
「いらない」と言われたものを、もう一度「必要なもの」に。
その工程に障害のある方や高齢の方が関わることで、社会に新しい価値が生まれます。
捨てられるのを待つだけだった「あべのマスク」を、丁寧にほどき素材に。
敷いたり、染めたり、縫ったり、織ったり、編んだり。
やがておそうじ用品に生まれ変わり、また誰かの役に立つ——。
Passoは、そんな「もったいないから生まれる優しい循環」をこれからもつないでいきます。













